就活であったらいいなと感じた面白いアイデア
前書き
「就職活動に不満がある!」
就活サイトやイベントのおかげで昔と比べると遥かに企業と学生が密接に繋がれて、実際にその会社で働くことへの実感を感じれました。でも旧態の就活を続けている業界もあります。
今回は就活しながら感じた事、「こういうのあったらいい!」と感じたモノについて書いていきます。
就活での課題
実際に一緒に働く人が見えてこない
- 実際に一緒に働く上司の顔が見えにくい
- 入社前と入社後のギャップ
- 人事さん優しすぎ問題
この3つの課題はセットです。就職して最も恐れているのは「"入社前のイメージ"と"入社後・配属先"のギャップ」。特に大企業では、こういった問題が起こりがちです。IT業界での就職を希望していると、最近はエンジニアの方も前に出てくださっています。それでも人当たりの良く、優秀で話しやすいタイプのエンジニアだと思うんです。人事さんは優しい方が多いですが、実際に一緒に業務をするわけではないですし。
「インターンシップに行け!」と言われそうです。が、星の数ほど会社がある中で、それらの会社のエンジニアさん情報を一目でチェックしたいんです。
ベストな会社よりもベターな会社
- ベストを求めようとしすぎて会社を選択できない
- ベターな会社で妥協できない
就活で妥協して後悔したくないんです。妥協して入社したけど、「やっぱり合わんかも」となれば「後々後悔する事になりますし・・・」これは避けたい。「ベストな会社に入らなくては・・・!」という想いが裏目に出て逆に優柔不断になってしまいます。
ここで重要なのは「将来のビジョンや自分の理想に完璧に合う会社」なんて探さなくて良いんです。正直全く見つかりません笑。そんな事よりも「将来のビジョンを達成する為に、確実に近づける会社」を選ぶと良い事に気づきました。すると選択肢の幅はかなり広がります。その選択肢から後は社内の雰囲気や人間関係で選べば良いと思います。
欲しいサービスのざっくりしたイメージ
「学生と社員・裏方エンジニアを繋ぐ情報提示板」
エンジニアさん情報には、「将来のビジョン」「重要とする価値観」「入社目的」「理想と現実との乖離」を載せていて、エンジニアさんの人間的個性がよく伝わる掲示板が欲しいと考えました。
私は就活で重要視しているのは、「業種や分野」もありますが、結局「人」であるように感じます。尊敬できる人が多ければ多いほど、「自分もこうなりたい!」と感じて、さらなる自己成長を望めるようになる人も少なくないのでは感じています。
よく似ているサービス
1. 就活サイトの口コミ
就活サイトの口コミには会社の実情が書かれています。
問題点
- 口コミを書いているのは「会社の事が好きすぎる人」「会社が嫌いな人」に二極化できる
- 古い情報がそのまま(働き方改革の前の口コミを載せられても・・・)
- 部署やプロジェクトごとに環境が違うので一概には言えない
- 匿名的であるので真偽が定かでない
改善点
- 現在属している社員の情報のみを載せる(匿名でもおk)
- 価値観・ビジョン・ギャップなど、組織の情報と人の個性に着目した情報を載せる
- できれば非匿名(Twitter IDやあだ名で良い)であって欲しい
2. 企業採用ページ
企業に入社している社員の情報が細かく載っています。
問題点
- 一部の社員(優秀?)の情報しか載っていない
- 業務や入社背景について載っているが、人間的個性に関する情報がもっと欲しい
改善点
- 社員誰でも発信できるような仕組み
3.twitter
こちらはプライベートの情報やその人の個性がよく分かります。
問題点
- 使っている人もいれば、使ってない人もいる・自分の情報を公開したくない人もいる
- 一目でその人の個性を掴めない(ツイートを遡らないと)
- プライベート話しかしない(特に強強エンジニアにありがち)
改善点
- 自分の個性を1ページにまとめるようにする
- SNSが好きでない人でも発信しやすいように匿名性を調節できるようにする(人によって匿名レベルを変えられる)
4. 就活イベント
就活イベントでエンジニアの方とも直接触れ合えます。
問題点
- お互いに時間が必要
- 企業につき1〜2名のエンジニアとしか知り合えない
- 1企業で知り合うエンジニアが増加するほど、その分企業を見て回る数は減る
改善点
- 文章・デザインで学生さん・エンジニアさんを知る(→ 多くの人間・会社を知れる)
- 価値観に共感できる人・学生が多ければ声をかけてみるように仕組み
会社・社員側のメリット
- 価値観やビジョンに共感した人材が入ってきやすい
- 自分のやりたい事が明確な人材が入ってきやすい
- 個人のエンジニアさんが多数の学生の「将来ビジョン」「価値観」「趣味」「業務」「入社の背景」を読める
- 早期離職率の低下に繋がる
学生側のメリット
- 学生は企業に属する多数のエンジニアさんの「将来ビジョン」「価値観」「趣味」「業務」「入社の背景」を読める
- 共感できるエンジニアさんが多い場合は、会社の理念と照らし合わせてコンタクトをとれる
- 尊敬できるエンジニアさんを見つけられる
- 実際に共に働くエンジニアさんの情報を知れる
- 多くのエンジニアさんの「背景」を通して、自分のやりたい事の明確化・就活での悩みへの改善を知れる
- 多くのエンジニアさんの「将来ビジョン」を通して、自分の「将来ビジョン」と一致すれば、自分にとって「ベター」な会社であるとはっきりする
まとめ
「学生と社員・裏方エンジニアを繋ぐ情報提示板」あったら使いますか?私は使いたいです。
就活でなくとも研究室配属やアルバイト選びでも使えそうですね。
自分の属している研究室なんか、自分が夜に趣味で居座っているだけなのに、夜間ずっと電気が点いている事から、「超絶ブラック研究室だ!」と3回生に広まっているらしいので・・・。こういった不幸によるギャップを解消したいです。