価値観って何やねん

前書き

就活の軸に「自分のやりたい事」を挙げていました。やりたい事と言っても、「システム開発」「機械学習」なんてどこの会社でも取り組んでいます。ざっくりした軸では企業研究も上手くいかないです。企業と自分の間でWin - Winの関係を築くためにも本記事を作成します。価値観が同じなら、その時「やりたい事」でなくとも、満足して路線変更できる気がするんですよね。今回は企業選びの軸を「価値観」の観点から構築していこうと思います。

価値観・人間性から見た企業の軸

そもそも価値観とは何なのか・・・。
価値観とは「どう生きるのか」「仕事をする上で何を重視するのか」についてです。

lounge.dmm.com

価値観とやらが分からなさすぎなので、上記のサイトからビジネスでの価値観を考えてみました。

仕事の目的

Q) 優先順位 (金銭 or 社会意義 or 自己成長 or やりがい)
A)圧倒的にやっていて楽しいと感じるか。次に自己成長!長期ビジョンは社会意義。

やっていて楽しいと感じる仕事に就きたいです。次に自己成長。
ただ私は「〇〇の為に〇〇をする」意識がさらなる自己成長に繋げると思います。その為、社会意義の優先度も高いです。長期的なビジョンは社会意義の観点から設定して、短期的なビジョンはスキルの成長です。
金銭については、人間の幸福感が最も高くなるのは年収600万円程度だそうです。なので30代のどこかで年収600万円は達成できるエンジニアになりたいです。

その背景

正直に言います笑。自分は好奇心が高く、自分の興味だけで動くとだいたい飽きて別の何かを求めるようになっていました。大学生活は好奇心に揺れたブレブレの生活を送ってしまいました。

正直に言います笑。学生の期間に「社会を意識した問題解決を常に意識している人は凄すぎる」と思います。自分も某電機量販店で営業スタッフのバイトをしているときは、「目の前の人の課題が解決すればいいな」とは思ってました。でも学生のうちからもっと行動されている方がいるわけで、彼らに比べると自分は「社会のために」という意識が低かったと言うしかありません。

でも就活を始めるようになり、自分が尊敬するエンジニアは皆「社会に対する意識」を持って行動しているんです。彼らに論理的な道理を説かれると、「自分もそういうエンジニアになりたいな」と思いたくなるんですよね。それが「社会意義を長期的ビジョンに掲げるエンジニアになろう!」と感じた理由です。

長期的ビジョンに社会意識を設定すると、その為に必要な事は何かとスキルを収集すべきツールと捉えるようになると感じ、目標軸がブレないので、自分はそこに対して継続的に努力できると信じるようになりました。

人間関係・組織の風土

Q) 人間関係(親密 or ドライ)
A)ビジネス上での親密、互いにリスペクトし合う関係!プライベートはほっといて...

ビジネス上での親密ですかね笑。ただ関係をビジネスまでに留めておきたいです。ビジネスの場において、緊張感がありすぎると自分はどうも萎縮して、存分なポテンシャルを発揮できません。そこで互いに気軽なコミュニケーションができる関係が理想です。ただのコミュニケーションを取れる関係ではなく、チームで何かをする時に、お互いにリスペクトし合う関係を築きたいですね。

その背景

自分が長く所属していた組織には決まって共通点があります。それは「自分が何かを提供できる環境」。自分が貰っている側ばかりだと、息苦しくなって、申し訳なくて、萎縮してしまうんです。だから自分の居場所が無いように感じて、組織において自分の存在価値を見出せない。自分以外も会社にいる人は皆、「自分が組織に必要とされたい」と思ってるはずなんです。だから自分以外の人間にも尊敬します。まぁ会社には自分が出来ない事をやれる人の集まりなのでそりゃそうなんですが。組織にいる全ての人(自分も含めて)自己肯定感の上がる職場で働きたいんです。

その過程で、互いがどんな些細なことでも長所を探して、認め合う関係になれば、自分もその長所を活かせると信じているんです。

意思決定

Q)  意思決定(経験 or データ)
A) 場合によるなあ

経験を元に意思決定するにしても、論理的根拠を示していれば問題ないと思います(経験を記録していたり)。ただ客観的な情報に基づいて判断する事が適切だと考えています。ビジネスではデータ、就活事情では自分の経験から意思決定すべきだし、一概にどちらかとは言えません。

その背景

物事の判断には必ず論理的根拠が求められる環境に在籍した経験が大きいと思います。ニュースで明記されている情報の数値を「バイアスが発生してないか」疑ったりしてしまいます。

評価

Q) 評価手法(結果 or 思考プロセス)
A) どっちかというと...思考プロセスです!

結果も重要ですが、その思考プロセスが大事だと思っています。
ただ結果には、原因が発生していると考えています。このボトルネックとなる部分を見つけて、解決できる人間であれば良いのですが、今の自分はさっぱり自信がないですね。ただ思考プロセス次第では、そのボトルネックの解明が近づいたり、遠ざかったりしますので、思考プロセスの開示と原因の解明が重要です。

人材育成

Q) 人材育成(会社での業務 or 自主勉強)
A) 場合による。技術・資格→自分、チーム開発・ビジネス→業務経験

自分で勉強できる事は個人で進めたいです。しかし人に質問できる環境は魅力的で、困った事はじゃんじゃん相談してしまってええやん、と考えています。

習熟度

Q) 極める?幅を広げる?
A) 軸を中心に幅を広げたい。

一つの事に専念するよりも幅を広げたいと考えています。ただ広げすぎるのも良くないです。大学生活はそれで失敗してきた事が多数あります。でも軸があれば、迷子にはならないと信じています。そこの軸は長期的なビジョン=理想のエンジニア像だと考えています。長期的ビジョンを今のうちに立てておいて、確実に必要なスキル(必要なら幅広くてもOK)を新卒若手のうちに身につける必要があると思っています。

プライベート

Q) プライベートで仕事の事を考える?
A) 考えたくない。考えたいわけがない。

プライベートの時間は大事にしたくて、仕事以外の時間は気が向いた時以外は趣味に使いたいです(本音)。ただ気持ちの切り替えが出来ないときは考えてしまうかもしれません。ただプライベートの時間に気持ちが落ち込んでしまうと、ますますネガティブになるのでパフォーマンスが発揮できない事に気づいています。だからプライベートで気持ちを発散する環境が必要です。

新しさ

Q) 新しいもの好き?レガシー好き?
A) 重要なのは将来性

「新しい」か「レガシー」どっちがいいとかは特にありません。重要視しているのは、「将来性」です。新しくても需要がなく、廃れてしまう物には気持ちが薄れますし、レガシーでも今後の需要が期待できれば、習得する気になります。ここの需要予測は、個人と周りの方々の意見を聞きながらといったところでしょうか。振り返ってみて「あの時、習得しておいてラッキー」となれば嬉しいです笑。

仕事への意欲

Q) 仕事を奪に行く?待つ?
A) 「面白そう・経験したかったら」やりたいです!と言う

研究室でも面白そうな研究があれば「携わりたい」と言うタイプです。2年生の時にサークルに所属しましたが、待ってばかりで、結局何も身につかなかった経験がありました。経験したい事をするなら、積極的にアプローチした方が良いですね。ただそのモチベーションが昇給や昇格とかでは動かないです。あくまで自分が経験したいと思うかです。

まとめ「企業の軸」

僕にとって優先度が高いのは、1. 「人間関係・組織の風土」2.「仕事の目的」3.「仕事への意欲」「仕事の目的」「プライベート」

大事なのは 「人間関係・組織の風土」。ビジネス上での親密。互いに長所を見つけ合う、リスペクトし合う関係。競争よりもチームワーク。あと1on1とかあると自分の抱えている悩みをオープンにできると思います。